ロードレースで怪我をしたので保険を申請してみた。
こんにちは、左膝をレースで落としてしまい行方不明になりました、アラサーがんちゃんです。以前(2019年)、シマノ鈴鹿ロードレースという自転車レースに参加したところ、落車して怪我をしました。左膝をド派手にケガし、通院、手術をしました。その際に加入していた自転車関係の保険を申請したので、どの保険が適用できるのか、どうやって申請したのか皆さんの参考になればと思いまとめました。怪我の内容と被害
- 擦過傷や左膝の創傷など(ぱっくり開いていた)
- 通院12日と通院での縫合手術
- ヘルメットやパーツ、ウェアの破損
- シマノ鈴鹿5ステージのエントリー費(高い)
ロードレースで怪我した時に適用できる保険とできない保険。
それでは早速、自転車保険について書いていきたいと思います。JBCF(全日本実業団自転車競技連盟)と言われるいわゆる実業団に登録しており、ロードレースに参加しています。JBCFに参加しているということは、必然的にJCF(日本自転車競技連盟)にも登録しています。JBCFとJCFでそれぞれ自転車保険に加入しています(登録すると付帯している)。そんなこともあり、シマノ鈴鹿参加時に保険には4つ加入している状態でした。そして適用できた保険とできなかった保険は以下の通りです。
適用できた保険
・シマノ鈴鹿で加入する保険・JBCFの保険
適用できなかった保険
・JCFで加入している保険・セブンイレブンの自転車保険
適用できた保険の申請方法。
シマノ鈴鹿で加入する保険
これはシマノ鈴鹿にエントリーした人全員が加入している保険です。代理店は株式会社ニューリード、保険の中身は三井住友海上です。他のレースでも、そのレースにエントリーすることで加入する保険は、そのレースでの怪我なら使えます。保険の申請には落車などで怪我したときに救護室で保険申請用の書類をもらいましょう。当日もらい損ねた場合は、2日以内にニューリードに連絡するようにしてください。通院後(完治後)に、書類に必要事項を書いて提出すれば完了です。保険金は実費(通院にかかった費用)ではなく、1日当たりの定額保険金が支払われます。
1日通院したら2000円、入院は4000円となっており、通院での手術の場合は入院日額x4なので2万円がプラスで支払われます。通院だけの場合は自分で日数を書けばいい(合計額が10万円以下の場合診断書不要)のですが、手術した場合は手術内容を書かなければいけないので、病院でその旨を伝えましょう。
診断書や手術内容を病院側で記載してくれます(実費5400円ぐらいかかり、発行までに2週間ほどかりました)。複数の保険を適用する場合もで基本的に1つだけ書いてもらえばいいです。大抵はコピーなどでいけるので、自分で書き写したりしましょう(要確認)。
自分の場合は2つの保険を使いましたが、1つだけ診断書を渡して書いてもらいました。手術内容が必要だったからです。もう片方は自分で手書きしました。ついでに診断書のコピーも添えて(コピーを添えたら手書きする必要はないと思うが)。
しかし、後に縫合手術では手術保険金が給付されないことがわかりました。調べて請求できると判断したんですが、調べが甘かったようです。治療目的の手術じゃなければ請求できないとかなんとか。縫合は治療目的の手術じゃないのね。一つ賢くなりました。結局、診断書は不要ってことでした、、勉強代5400円。
そんなこんなでシマノ鈴鹿で加入している保険で支払われる金額は通院12日で24000円でした。
JBCFの保険
実業団(JBCF)登録してる人はみんな入ってる保険です。中身は東京海上日動です。詳細は下記のURLへどうぞ。https://www.jbcf.or.jp/membership/insurance.html
この保険はチーム名義で出ているレースやチームでの練習時の怪我等に使えます(細かいルールはHP参照)。そうです、練習時のケガにも使えます!!チーム名義で出てない場合やチーム練習でない場合は怪しいです。
保険金の申請は、まずメールでJBCFに保険を使いたい旨を連絡します。その際に簡易的な事故状況などを書く必要があるので少し面倒です。メール連絡後、保険の書類が送られてくるので、シマノ鈴鹿保険と同様に記載しましょう。こちらの保険も、保険金は実費(通院にかかった費用)ではなく、1日当たりの定額保険金が支払われます。通院1日1500円となっており、12日で18000円でした。
手術の場合もシマノ鈴鹿保険と同様だと思ってください。基本的にどこの保険を使っても同じようです。あとは書いた書類をJBCFに出せばOKです。JBCFがチェックして(たぶん)保険屋に提出してくれます。
適用できなかった保険。
JCFの保険
この保険は実業団(JBCF)登録している人は必然的にJCF登録もしているので入ってる保険です。JCFのみ登録してる人もいるかとは思います。例えばシクロクロスC2以上の人とか。この保険はレース中の怪我は適用されません。詳細は以下のURLです。http://jcf.or.jp/wp2012/wp-content/uploads/downloads/2017/12/9501be17f68a0432512a171775a83e4c.pdf
セブンイレブンの自転車保険
これは私が日常の自転車事故の備えとして入ってる保険です。JCF保険の補償しっかり版みたいな感じです。対人対物のためって感じですね。JCFと同様、レースでの怪我には基本的に使えません。基本的にといってるのは「道路を封鎖して行うレース」は対象外とかなんとか書いてるからです。道路を封鎖しないレースは対象になるのでしょう。ちなみに夫婦プランで年間5000円ほどです。事故時の自分への補償金額を上げたい場合はauのやつなんかもオススメです。自分が加入している保険の中身を知っておくのが大事
使える保険は全部使おう
こんな感じで、保険は複数入っていれば複数請求できます。自分の入ってる保険をしっかりと把握しておき、どんな時に使えるのか理解しておきましょう。そして、手間ですが全部請求するようにしましょう。通院/入院日数によってはうん万円の差がでます。使えるものは使わないともったいない。そもそもケガはしない方がいい
私の場合、通院12日(2日に1回ぐらいで通院してました)で2つの保険を使って保険金は4万2千円でした。かかった実費は手術、通院、薬、診断書などで合計2万円ほど。そのうち手術費用は1万円ほどでした。診断書は5400円なので結構でかいです。あと書類返送時の封筒に貼る切手代がかかります。こうみると2万2千円ほどゲットしたように見えますが、怪我すると自転車には乗れないし、痛いし、通院に時間をとられるしであほくさいです。怪我は絶対に無い方がいいです。破損したパーツやヘルメット、ウェアの費用を考えると金銭面ではマイナスになってしまうことが多々あります。シマノ鈴鹿5ステージのエントリー費で2万円ぐらいするし・・・。みなさんもくれぐれもお気をつけください。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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