雪を求め弥山でテント泊:熊渡~弥山~八経ヶ岳

2021/01/02

2019年 テント泊山行 山行記録 雪山 大峰山系 登山

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 暖冬の2019年、雪を求めて

2019年~2020年の冬シーズはとにかく雪が少なかった。やっとそこそこ雪が積もったとの情報を得たので、初雪を拝みに大峰の弥山~八経ヶ岳へ行くこととなった。テント背負って。春は背負わない。

なんだ雪が少ないじゃないか

山行概要

日程:2019年12月29日~30日
山行形態:雪山テント泊
メンバー:がんちゃん、妻

<1日目>
距離:10.18km、1409mD+
山行時間:5時間23分
消費カロリー:1815kcal


<2日目>
距離:10.62m、218mD+
山行時間:4時間47分
消費カロリー:1098kcal

弥山小屋07:3007:56大峰山08:0608:19明星ヶ岳08:2609:18日裏山09:2009:32高崎横手09:54ナベの耳10:18カナビキ尾根分岐10:2411:43金引橋11:4611:47金引尾根・弥山川分岐12:10熊渡12:1112:11ゴール地点G


1日目:熊渡~弥山小屋

9時頃に熊渡の駐車スペースに到着したころには車が8台。若干出遅れ気味ではあったが、まぁいつものことである。熊渡は駐車スペースが少ない。というかすれ違いのために広くなってるところに停めているというのが現状だろうか。にもかかわらず微妙な停め方をしている車が数台。今回はギリギリ停められたが、私の次に来た車は停められなかったようである。

熊渡の駐車スペース

いい感じに停めたらもっと停められるのになぁと思い、準備する。さて、今回は弥山小屋の前でテント泊予定だが、こんな時期にテント泊をする人はいるのだろうか。というか小屋泊もいないのでは?と思いながら目指すことに。

装備の場違い感がすごい

標高1100m付近からちらほら雪があったが、積もってるというほどではなく、結局アイゼンを使うよう場所はなかった。

シャリシャリしててかわいい

少し雪が出てきた

急登のカナビキ尾根を登り終え、栃尾辻との分岐でお昼休憩。山専ボトルに入れたお湯で初カレーメシを作る。簡単で結構うまい。ちなみにカレーメシキーマ味は450kcalとそこそこある。カップ麺のようにスープ飲み干すのはなぁ。。。と困ることもないのがGOOD。

キーマ以外にも味は色々あって楽しめる

天気はイマイチでずっと曇っている。翌日晴れるんかなぁと思うが、まぁ無理やろ!!と半ば諦めていた(荒れる予報だったし)。

この天気である

14時頃に狼平避難小屋へ到着。中を覗いてみたが誰もいない。こんな天気でわざわざ来る人はいないのだろう(私たちはいったい何なのか)。そのまま弥山へと向かう。

狼平の目の前の橋。左奥は双門ルート

狼平避難小屋

15時前、弥山へと到着。八経ヶ岳方面に少し青空が見えた。よかったよかった。弥山神社の鳥居は埋まっておらず、このシーズンの暖冬具合が伺えた。

雪化粧の八経ヶ岳を弥山から望む

弥山へ向かう道

弥山神社

弥山小屋の中も誰もおらず、ああこの山で夜を過ごすのは私たちだけか、などと思ったりしたりしなかったり。小屋を風よけにテントを設営。テント内はおおよそ0~1度程度だった。

弥山小屋

小屋を風よけに

晩御飯はキムチ鍋とチーズリゾットを作った。鍋?なぜか雪平鍋を持ってきていた。モンベルのアルパインクッカーが使いやすくて安いしオヌヌメです。

まずは命の水作り

キム鍋

2日目:弥山小屋~八経ヶ岳~明星ヶ岳

5時過ぎに起床。朝ごはんは味噌ラーメンと尾西のアルファ米の五目御飯。非常用に置いてるやつの期限が近くなったやつをよく持って行く。

朝からラーメンでも平気なタイプ

7時半ごろ、荷物を片付けて八経ヶ岳へ向け出発。実は夜から雨が降っていて憂鬱だった。近畿の最高峰、八経ヶ岳1915mへ着いたのは8時ごろ。もちろん展望など無く、冷たい雨が恨めしかった。

八経ヶ岳山頂

虚無だ。と思いながら次の山頂、明星ヶ岳1894mへ。ここには金ピカのお地蔵さんがいる。寒そうだな、と思うが伊吹山のヤマト君に比べたら幾分マシなのかもしれない。

明星ヶ岳山頂

ここまで来たらあとは下るだけ。雨降る中を淡々と下り、途中リスなんかを見ながら12時過ぎに熊渡の駐車場へ到着した。雪があろうとなかろうと、天気がいい日に来たいものだとつくづく思うのであった。

下り



以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。

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