登山での衛生的な給水方法の提案:ナルゲンボトルとハイドレーション。

2020/06/07

ナルゲン ハイドレーション 飲み物 装備紹介 登山

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飲み物の衛生的でスマートな給水方法を実践してみた。

山に行くときのいい感じの給水システム(水の携帯方法)がYoutubeで紹介されていました。実際にマネしてみたところ、結構良かったのでこのシステムをしばらく運用していきたいと思います。ということでご紹介!(スマートなのかはかなり怪しい)

みなさんはどうやって飲み物を携帯してますか?

山に行くときの飲み物の携帯方法は色々あると思いますが、大体以下の4パターンに分類されると思います(他にこんな方法があるよ、ってのがあれば是非コメントで教えてください!)。

  • ペットボトル
  • プラスチックボトル(ナルゲンなど)
  • 水筒(定番の山専やモンベルのアルパインサーモなど)
  • ハイドレーション

それぞれメリット、デメリットがあり、山行形態や持って行く水の量、気温、お財布事情などによって使い分けているかと思います。


私はおおよそナルゲンやハイドレーションを使っていました。冬はお湯が欲しいので山専ボトルやアルパインサーモボトルをよく使います。冬以外は明確に使い分けていたわけではなく、気分で使い分けていました。だって可愛いナルゲンボトルを使いたくなる時とかあるよね??
今回は冬以外(凍らない環境)をターゲットにしたスマートな水の携帯方法についてご紹介したいと思います。

その前に私が使っているハイドレーションの紹介

ハイドレーションはいくつか持っていますが、メインで使っているのはSOURCEのワイドパック2.0Lというやつです。

4000円ぐらいするので安くはない。

こいつのいいところはいくつかありますがまずは給水口が大きく開くところです。給水口が大きいと水を入れるのが楽ちん、洗うの簡単、乾かしやすい、と3拍子揃っています。

大きく口が開くので水を入れやすく洗いやすい。

口はこんな風に留めます。漏れたことはない。
もう一ついい点が。ホースをワンタッチで脱着できるので(外しても漏れません)、ザックのホースを通す穴に通しやすかったりします。いやこれマジで重要だと思います。ねじ込んでホースを繋ぐタイプだと、太い飲み口をザックのホース穴に通すのがめちゃくちゃ大変なので・・・。

ホースはワンタッチで着脱可能。

普通のハイドレーションってペットボトル程度の口程度の穴しか開いていないので水入れにくいし、洗いにくいし、乾かしにくいので超絶めんどくさいですよね・・・。おかげで不衛生になりがち。

似たような機能的なハイドレーションはいくつかあるので、お財布と相談しつついい感じのを買いましょう!!面倒くさいアイテムはマジで使わなくなっちゃうので。

飲み口を回してロック解除。

ちなみにプラティパスも持っていますが、私が持っているのはフツーのソフトボトルです。機能的なタイプよりは安く、小さく折りたためるので水ストック用としてよく使っています。洗うのが面倒なやつですね。さて、ようやく本題に入るとしましょう。

お手入れも簡単!清潔でスマートな給水システムはこれだ!!

ナルゲンとハイドレのハイブリッド

それはナルゲンとハイドレを両方使うハイブリッドシステムです。両者のいいとこ取りをすることで、両者のデメリットを打ち消そうというわけです。本当にそんなにうまくいくのでしょうか・・・?


ところで、ナルゲンとハイドレーション、それぞれのデメリットってなんでしょうか?ナルゲン使用時のデメリットは・・・

  1. 継ぎ足す時にザックからリザーバータンクなどを出さないといけない(容量が小さい)
  2. 保温冷却性能が無い
  3. 広口なので飲むときにこぼれやすい
  4. 可愛いデザインのボトルに見とれてしまう

といったとこでしょうか。このうち1番のデメリットはハイブリッドシステムで解決できます!2番と3番は目をつぶってください。保冷性能に関しては対策アイテムもありますし、カラバリが豊富でデザインが可愛いので許しましょう。3番は洗いやすさとのトレードオフです。ちなみに細口タイプもあります。4番はメリットかもしれません。

続いてハイドレ使用時のデメリットですが、

  1. 残量が分かりにくい。
  2. 飲み口が不衛生になりがち(キャップ付きもあるけど)。
  3. 飲んでいる見た目がダサい(気がする)。
  4. ホースが邪魔。

などが挙げられます。なんと今回紹介するハイブリッドシステムでは1~3番を解決することができます!!すごいぞ!!やった!!

なくなったらハイドレから移す

書いてる通りそのまんまです。ハイドブリッドシステムはナルゲンを外付けしておき(カラビナとかザックのサイドポケットとかお好きな方法で)、いつも通りナルゲンの水を飲みます。水が無くなったら装備してるハイドレのホースからからナルゲンに水を移しましょう。たったそれだけ。

ハイブリッド給水のメリットはこちら!!

  • ハイドレの飲み口をチューチューしないので衛生的
  • ナルゲンに給水した回数を覚えておけばおおよその残量が分かる
  • ザックをいちいち下ろさなくていい
  • なんかすごいことやってる気がする

そんな最強でスマートな給水方法に見えるハイブリッドシステムですが、1点だけ難点があります。それは・・・

ナルゲンに水を入れる格好が超絶ダサい

これです。これに尽きると思います。それでは水をボトルに移している姿をご覧ください。

結構屈まないとチョロチョロしかでません。

どうでしょう。ダサくないですか??超絶イケメンな私がやっても不格好な気がします。ある程度はマイルドになっていますが。(イケメンかどうかは皆さんのご判断にお任せします)

通常、ハイドレーションはチューチュー吸うことで飲み口から水が出てきますが、ハイブリッド給水システムでは、飲み口を手でつまむだけでチューチューしません。そのため、ザックを背負ったまま給水するためには、高低差を利用して水を出す必要があり、体を屈めなければいけません。

こんな感じで継ぎ足していきます。

飲んでる姿がダサいとか言っておいてそれは解決できたのに、今度はボトルに移している姿がダサいだと・・・。みなさん、イケメンになりましょう。そうすれば悩まなくて済みますよ。

ダサい、それでもボクはやっている

そんな見た目のダサさもありますが、そもそも気にしなければいいだけです。というかダサくないかもしれません。でも間違いなく、あの人何やってるんだろうという目で見られると思います。

ダサい、それでもボクはやっています。朝の通勤通学ラッシュに大混雑する電車でやると女子中学生に不審者と間違われる可能性が大きいですが、山なら大丈夫でしょう。ダサいというデメリットを差し置いてでもやってみる価値はあると思います。


あなたもハイブリッド給水システム・・・やってみませんか?
宇宙と通信するために水分補給をしているがんちゃん。

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