比良のヘク谷で沢始め
初めての沢登りに選ばれたのは、比良の安曇川水系 、ヘク谷である。初級クラスの沢で遡行グレードは1級らしい。ピッチグレードはⅡである。遡行グレード1級はピッチグレードⅢまでで初級。2級からは中級っぽい。メンバーは最近よく一緒に行動してるたまさんだ。
尚、葛川は「かつらがわ」であり、「くずがわ」ではない。また安曇川は「あどがわ」であり、「あずみがわ」ではない。
山行詳細
概要
日時:2021年6月12日
メンバー:がんちゃん、たまさん
主な装備:50mハーフロープ、アルヌンちょっと、お助けスリングちょっと、ちょっとずつ。
開始:6時48分
入渓:6時58分
遡行終了:11時8分
下山:12時43分
行動時間:5時間45分
アプローチ
葛川市民センター駐車場で集合し装備を整え、坂下トンネル付近に移動。トンネル下あたりに数台停められるのでそこへ車を停める。そこからほんの少し歩いたところから川に降りて適当な場所で渡渉すれば、ヘク谷出合いはすぐだ。
ここを下って対岸に渡渉 |
ヘク谷の入り口 |
最近は前日の夜早めに移動して車中泊をよくしている。夜明け前などに移動してもいいのだが、そもそもそういう時はワクワクして寝れないので(遠足前の小学生か)、運転してほどほどに疲れた状態で夜に駐車場に着いた方が寝つきがいいのだ。適当に寝坊してもその場で起こしてもらえるので何とかなるし。。
遡行詳細
最初は曇っており、出だしの平流でゴロゴロした岩や浅いところにつかり冷たい冷たい言いながら進んだが慣れると意外と平気だった。面白そうな小滝は直登して進んだ。昼に近づくにつれ晴れ間も見え中々いい感じの気温だった。
序盤は穏やか |
小滝はガンガン登る |
水温はそれほど低くない |
最初の2条になってる8mほどの滝は左側から取り付き顔に水流を受けながら右方向に登った。この時レインウェア(私のはコロンビアの撥水ウインドブレーカー見たいなものだが)を着てなかったのでちょっと寒かった。
2条8m滝? |
微妙なところは積極的に先に登り、2回ほどお助け紐を出した。
深いところも徐々に慣れてくる |
2条12mの滝はちょっと微妙な感じがしたので、先に登る私が一応ロープを持って行く。左側から登ったが案の定中間部あたりがヌメってて悪い。中間部を越えたあたりでロープを出して登り切りビレイした。ビレイポイントはあまりいい場所がなく右側で取った。
そのせいでセカンドで登ったたまさんは終盤トラバースになり、ビレイポイントをもう少し考えないといけないなと思った(もしくはトラバースする箇所で中間をいい感じに取るか)。
基本的にはロープ無しで登れるが不安なら出した方がいい |
2段15mは左側から中弾に上がり、そこから右にトラバースして左岸を巻いたが、トラバースするときに結構水圧がかかり、手と足を探すのにビビって躊躇した。
最大の18m滝は右岸を高巻きしたが、踏み跡も薄く(むしろなかった)イマイチだったため、しばらく尾根を進んでみたが本流に戻るのに結構苦労した。他の記録を見るに、左岸に巻くのがベストのようだ。
18m滝 |
18m滝を越えると簡単なナメ滝の連続となり、ペース良く進め気温も上がってきて中々に快適だった。同行者のたまさんは「これだよこれ!!求めてたのはこれだよ!!」としきりに言っていた。
しばらく進むと大きめのナメ滝が出てきて徐々に水量が減り、岩場続きとなり水が涸れた。その後は源流部の笹原ようなところを進んでいくと小女郎ヶ池へと着いた。池は広々とした草原の中にあり、心地よい風が流れ緑が気持ちよかった。
涸れた沢を進む |
小女郎ヶ池 |
下山と初めての沢登りの感想
茶色 |
アカハライモリ |
ここは結構水圧があった |
緑のカエルはかわいい |
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。
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