[クライミング]小川山 ガマルート・春の戻り雪・継続登攀 2021/7/24

2021/07/24

2021年 クライミング 奥秩父山塊 山行記録 登山 日帰り山行 無雪期

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スラブ祭り

初めての小川山。近くには瑞牆もある。瑞牆のルートも行きたいなぁと思いつつまずはフリークライミングのメッカである小川山でクライミングをすることに。自宅から遠いので中々来る機会がなかったがこの連休を機に、廻り目平キャンプ場を拠点として2日間滞在した。


小川山!

まず1日目は小川山マルチルート入門のガマルート。時間などの様子をみて春の戻り雪も継続登攀を検討した。

山行概要

メンバー:がんちゃん、たまさん

主な装備:60mシングルロープ


開始:6時41分

終了:13時52分

山行時間:7時間11分


ガマスラブ・ガマルート

<アプローチ>

ガマルートはスラブ状岸壁の全8ピッチで#1~#4あたりのカムを使用するようだ。1ピッチ目のガマスラブは巻くことも可能。アプローチは廻り目平駐車場から10分ほど歩くだけどとてもイージー。

<1ピッチ目:ガマスラブ、5.6~5.8>

1ピッチ目はガマスラブ。たまさんリード。スラブは広く、いくつかのルートがあるようだが真ん中よりの一部ハングしているところを登った。ハング箇所は正直まともに越えられなかったので、左側のクラック?でレイバックぽく越えていく。体感5.7ぐらい?

ガマスラブ

普段スラブはあまり登っていないので、一歩ずつ足の置き方やフリクションのかけ方などを慎重に確かめながら登った。セカンドとはいえスラブはまだまだ慣れず中々に怖い。どれぐらいの傾斜、どういった置き方だと滑るのか、その限界点がまだわからない。

<2ピッチ目ガマルート1~2ピッチ目:5.9>

がんちゃんリード。ガマルートの下部。途中でピッチを切れるが面倒なのでそのまま進んで1ピッチでこなした。50mだと足りなくなるので切った方がいいと思う。


出だしすぐ、木の部分を右に進んでいくが、まだまだスラブに慣れておらず、中々に怖く手で持てるところを求めて右に右にとルートを逸れてしまった。途中で戻りつつも、やはりスラブが怖い。このルートスラブばっかりなのにね。なんとかノーテンションでクリアすることができた。徐々にスラブにも慣れてきた気がする。

<3ピッチ目:P3下部スラブ右、5.7>

たまさんリード。
2ピッチ目(実質3ピッチ目か)の終了点からしらばく歩くが取り付きがよくわからない。いろんな岩もあるし、トポと見比べてもそれらしいのがわからない。一応5.9と5.7のルートがあるらしく、5.7っぽいところをチョイスして登った。

取りつきがよくわからん

終了点からフリーのルートを望む

<4ピッチ目:5.4>

3ピッチ目終了点でしばし休憩し4ピッチ目に。ここはフリーで行けそうなのでロープ解除。てっぺんぽいところに懸垂支点が。

スラブ状岸壁の頭が見える

トポだとそこから奥に越えるとスラブ状岸壁の頭(5.7)があるように書いていたが、フリーで越えるのはちょっと微妙そうだし、かといってロープ出してまでは。。。と思ったのでそのまま懸垂することに。1度懸垂して、あとは3mほどいやらしいところをクライムダウン(というかロープ出してごぼう)して一般道に合流することができた。

ガマルートの終了点より

春の戻り雪

<アプローチ>

ガマルートは結構余裕の時間で(2時間ちょっとだろうか)登れたので、当初の予定通り春の戻り雪4ピッチ5.7を継続登攀することに。堰堤を少し超えたフリーの岩場までは迷うことなく行けたがその先のルーファイがキモだった。


よくわからない場所に進み、よくわからない岩を春の戻り雪と勘違いして登ってしまった。しかもリードでロープの流れが悪く大変だった。さすがにここは違うなぁということで、それっぽいところを探す。で、見つけた取りつきもここじゃないだろうとか言って一度通り過ぎてしまった。

ここを登って行く

なんだかんだ地図と睨めっこして辿り着くことができた。

<1ピッチ目:下部>

たまさんリード。60mロープよろしくここもいっぱいに伸ばして途中の終了点をスルーした。ルートの出だしはスラブで左右2箇所あり、左側のクラックっぽいところから登った。

春の戻り雪取り付き

中間部

ボルトは割と豊富で、スラブに慣れてきたこともあって快適に登れたが、終盤は少し辛かった。

ガマルートを望む

<2ピッチ目:上部>

がんちゃんリード。こちらもピッチを切るのが面倒だったので一気にロープを伸ばした。これがよくなかった。屈強するわ岩に挟まるわでめちゃくちゃ重くて嫌になった。下部ピッチはいいにしても、上部は木も多く切るべきだった。

ここで終了。

なんの花?

あとは登り切ったところの立ち木でビレイして終了。下りは右の方(北東)に回り込めば踏み跡がありちょっと下ると一般登山道に合流した。

ブラックダイヤモンドを信じろ

ありがとう大地よ

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。

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