[沢登り]比良 白滝谷で沢納め 安曇川水系 2021/11/6

2021/11/07

2021年 安曇川水系 遡行記録 沢登り 日帰り山行 比良山地 無雪期

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入門コースで沢納め

なんとなく沢登りをしたくなった。でも寒そうだし。でもまあいっか。そんな感じで急遽登りたくなったのでお手頃なところを「関西起点沢登りルート100」で探す。と同時に道連れも必要だ。

そんなこんなで選ばれたのは比良の入門コースである安曇川水系の白滝谷、そして道連れは沢登りが初めてのこばこばである。初めてなのに、間違いなく冷たい沢登りをさせられるとは。。。

山行詳細

概要

日時:2021年11月6日

メンバー:がんちゃん、こばこば

開始:9時26分

入渓:10時27分

遡行終了:12時50分

下山:14時49分

行動時間:5時間23分


アプローチ

葛川市民センター駐車場に駐車。9時ごろに着いたが比良の山々に紅葉を求めてか、登山客の車でほぼ満車。明王谷林道ゲートから林道を進んで行く。三の滝、伊藤新道出合い、口ノ深谷出合を越え牛コバへと。気温は10度前半であった。林道の一部は崩落個所あり。


登山口

林道の崩落個所

牛コバのすぐ先で林道が終わり、しばらくは白滝谷沿いの登山道を辿っていく。白滝谷遡行のGood?ポイントとして、ほぼ谷沿いに登山道があるのでいつでもエスケープできるところだろうか。逆に言うと常に登山者と会うということでもあり、ちょっと冷める部分でもあるが。


牛コバ

登山道を進み、2つの木橋があるとのことだがそんなものは見当たらなかった(流されているのか?)。木橋の代わりにロープがあり、2つ目の右岸に渡るロープのところから入渓した。


遡行詳細

入渓点よりしばらく進むと白石谷から流れる25m斜滝の布ヶ滝が現れる。滝つぼまではいかないが、崖を伝い落ちてくる滝は中々に趣がある。

わかりにくいが上部が白滝

そこからいくつかのナメ滝や斜滝などを越えてゆくと迫力のある直瀑の白滝8mがお出迎え。ここは左岸を高巻く。

洗礼を受けるこばこば

水温はかなり冷たく、胸当たりまでつかるとなかなかに厳しかったが、下半身だけならまぁギリギリ大丈夫だった。足はいいが手はしんどい。そんな感じ。


登れそうなところはとりあえず登らせる

予定では斜滝15mと2段2条18m滝でロープを出す予定だったが、18m滝でのみロープを出した。というより、斜滝の前に白滝8mが出てくるためそこは左岸を高巻きしたのだが、巻きすぎて斜滝も越えてしまったのである。。。


紅葉が美しい


2条5m?


ヌメってて越えられず左に逃げた


白滝8m

ここからは狭い廊下状となり小さな滝がいくつかお出迎えし、ゴルジュの雰囲気が楽しめる。

廊下とその先の滝


奮闘するこばこば

2条18mは左側から中段へ登り、最後は中央部を突破。ロープを出したがランナーは取らず、フォローのために念のため出した感じである。ホールドスタンス共に十分あるが、ところどころヌメっていて少し緊張した。

2条18m

18m滝が終われば後は2条25mの夫婦滝を見て左岸を巻いて遡行終了となった。

2条25mの夫婦滝

下降ルート

下降は夫婦滝上の石碑で遡行終了とし、そのすぐ上の御堂で昼食。その後、白滝谷沿いの登山道を下ることとした。別ルートとしては白滝山まで登って下る方法もあるが、そちらはコースタイムでいうと20分ほど長いだろうか。


白滝谷沿いの登山道はお世辞にも良い道とは言えず、谷沿いのトラバースなども多く気を抜けない下山となる。といっても道迷いをするようなことはないが、気を付けて下る必要がある。


以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。

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