[アイスクライミング]八ヶ岳 広河原沢 右俣クリスマスルンゼ、左俣大滝 2023/12/9-10

2023/12/15

2023年 アイスクライミング アルパイン テント泊山行 山行記録 雪山 登山 八ヶ岳

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アイスクライミングなのか、冬期クライミングなのか、どういうカテゴリでブログを書こうかなと悩みながらも、どっちでもいいかという気持ちになったので雪も氷も解けない程度の熱量で書きなぐろうと思う。

いや、ある程度溶けた方が氷は成長するのか?

アイスシーズンの始まり始まり。というわけで年末年始に向けてアイスを頑張りたいというのもあり、先駆けて練習という事で早い時期から登れる八ヶ岳の広河原沢へ行ってきました。事前情報でも氷結状態はまぁまぁのようでした。

山行概要

日程:2023年12月9日~10日

山行形態:アイスクライミング

メンバー:がんちゃん、むらっち、二村、ナミエどん、岩瀬た

主な装備:ブルーアイスのエアロアイススクリューがオススメです(スチールのやつ!)、


山行詳細

1日目:右俣クリスマスルンゼ

雪は全くない。舟山十字路に駐車。他に車が数台。恐らくアイスクライマーは1PTのご様子で、他はハイカーか阿弥陀の登攀だろうか。

1時間ほどだらだらと歩けばテン場の二俣に到着。全く雪がない。暖かい。
逆に言うと水は上流にある程度流れている。水作りが楽なのか面倒なのか。。。

5-6テンと荷物用テントをおったてて準備完了。いざ右俣へ。

雪が無いのなるべく平らなところをチョイス

まぁシーズン始めなのでイマイチ感覚が掴めず最初は怖かった。まずは1本リードして進む。足が特に分からん。

ほどほどのナメなど

クリスマスルンゼ大滝

クリスマスルンゼの大滝に到着。下部をリード。うーん、すっきりしない。上部はトップロープで練習。結局2本リード、その他5本登ってなんとなく思い出してきた。いい練習になった。

凹角

上部は左右どちらも難しかった

大滝の終了点

大滝の終了点の残置は荷重をかけると切れたものもあったので要注意。
下降は同ルートで。割と残置がありクライムダウン可能。

クライムダウン

なぜかみんな水用の容器をほぼ持っていなかったので、下山時に氷を砕いて回収した。

雪は無いので氷で水作り

テントでは事故が起こりムラッチがお尻を火傷した。皮がめくれていたが痛みは治まりなんとかなったようだ。。。よかった。おやすみなさい。

今夜は鍋だ

2日目:左俣大滝

当初の予定では左俣から中央稜に詰め阿弥陀岳までと考えていたが、いやー、大滝でしっかり練習した方がいいのでは?という事で大滝まで行って練習する事に。

時間に余裕が出来たのでお寝坊スタイルで7時20分スタート。微妙なところは大抵巻けるしお助け残置もあったりする。

途中で嫌なところが出現したので一応ロープ出して岩登攀、リードしました。イボイノシシ使ってみるけどまともに打てるところが無かった。というわけでテリア発動してランナー。ロープ出すほどでもなかったかもしれないが。

まだ氷結の甘いCS


他にもボチボチ簡単なところで1本リード。
二村には簡単なところでリード練習を2回ほどしてもらった。

二村リード

頑張れ二村

そして15m程の大滝へ。右の傾斜が緩めのラインをリード。徐々に感覚を取り戻してきたがスクリュー打ちすぎ。ランナウト慣れしないとなと思う。

15m滝右ラインをリード

15m滝で練習

左のバーチカルラインもトップロープで登ったが丈夫で落ちる。ウーン、ダメダメだな。要練習。そんなこんなで13時半ごろには下山開始。大滝を抜けたところをしばらくトラバースしながら下降し、中央稜へ乗り上げる。後は雪が無いので楽ちん夏道登山道を下るだけ。

14時半ごろにテン場到着、15時頃には下山開始で16時前には駐車場に着くことが出来た。

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。

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