ロードバイクで九州1周の旅4日目:種子島一周
この記事は2015年8月11日~16日の6日間で、ロードバイクで九州を時計回りに旅した時の記録です。この日は種子島で色々な観光スポットを巡りながら一周しました。それでは4日目にいってみましょう。おっとその前に3日目後編の記事を読んでない方はこちらを先にどうぞ。
4日目:月に一番近い島、おじゃりもうせ種子島
そもそも種子島ってどんなところ?
本編に入る前に簡単に種子島のご紹介。種子島といえば九州は鹿児島に属する島ですが、訪れたことがない人も多いのではないでしょうか。私もこの旅で1度行ったきりです。柿の種はワサビ味が好きです。
種のさかな工房 |
日本では3番目に大きい島で、1番目は奄美大島、2番目は屋久島となっています。標高でいうと屋久島は1936mありますが種子島は282mほどしかなく平です。じゃあなぜ月に一番近い島と呼ばれているかって?それはJAXAの種子島宇宙センター(ロケット打ち上げ場)があるからですね。もちろん今回の旅でも訪れました(中には入りませんでしたが)。他にも様々な遺跡や大自然、グルメにアニメの聖地などを楽しむことができます。
フェリーで種子島へ
眠い目をこすりながら、グッドモーニング。着替えて朝ごはんを頂きます。朝の時間の余裕のNASA。いやJAXAか?決して豪華ではないけど、しっかりとバランスのとれた和朝食って感じです。他の宿泊客は先に食べて出て行ったようで、ご主人と二人で朝食をとります。
味噌汁が激熱でやばかったです。急いでいるけど、熱すぎてやばかったです。がんばりました。朝食をおいしくいただき、ご主人に別れを告げフェリー乗り場へ急ぎます。フェリー乗り場へは10分もかからないぐらいでした。
フェリーはいびすかすで、宮之浦から種子島へ。出港は8時20分ですが、1時間ぐらい前にはチケットを取る必要があります。(バイクと自転車は先着10台ぐらいらしいので)
チケット売り場に着いたところ、まだ窓口が開いていませんでした。あれ・・・50分前から販売やと・・・遅くても1時間前に購入してねってHPに書いてたやんけ・・・。まぁいいでしょう。運賃は自転車込みで3500円。今回も輪行せずに積み込むことができます。輪行は面倒くさいので助かる。
種子島の西の表まで1時間50分ほどの船旅をゆったりと楽しみます。ちなみに種子島は一周すると約170kmほどです。一周といっても外周グルっとするわけではありませんが。
喜志鹿崎灯台
種子島に到着し、まずは港の近くにある宿泊地、ホテルレクストン種子島へ向かい荷物を預けます。天気はイマイチ。とりあえず最初の目的地、種子島最北端の喜志鹿崎灯台を目指します。途中でおまたの調子が悪かったので薬局をみつけ白ワセリンをゲット。ぬりぬり。これで一安心。
灯台に登る坂道あたりから雨がポツポツ。この日はずっと雨が降ったり止んだりしており残念な天気でした。灯台に着いても天気がイマイチなので眺めもイマイチ。灯台から下ったところで雨足が強くなってきました。木陰で少し雨宿りしつつ、ルート確認と補給にげたんはを。鹿児島名物のげたんは大好き。柔らかいかりんとうみたいな感じw?げたんはは黒棒みたいな感じですね。
喜志鹿崎灯台加 |
戸畑の煙突
サトウキビ畑でざわわしたり、トンボをお供にしたり。本日快晴とか書かれてたり。いや全然晴れてないですが?
戸畑の煙突は中種子町増田戸畑地域にあります。戦時中にあった旧海軍航空隊の種子島基地烹炊所跡ですが、この煙突については用途がはっきり分かっておらず、兵士の風呂場や烹水所ではないかと言われています。
秒速5センチメートルの聖地
次はアイショップ石堂店を訪れました。秒速5センチメートルの聖地です。この映画の説明は今となっては不要でしょう。某天気のなんとかとかで脚光を浴びる前から新海まことファンだったのでここには一度来てみたかったのです。そもそもこの時あの映画やってなかったけど。アイショップで買ったのはもちろんこの二つ。同じサイズなかったけどいいでしょう。
小腹がすいてきたので復路で寄ろうと思っていた中種子町のハンバーガー屋さんのステッピンライオンへ。アイショップ石堂店から5分ほどの場所です。ステッピンライオンは種子島で一番有名なハンバーガー屋さんです。私が食べたのはジャークチキンバーガー。炭火で焼いたジャークチキンが最高にうまい。
他にも魅力的なメニューがあるので、種子島に行った際は是非!ジャークチキンをもぐもぐし終え、旧種子島空港(廃港)にも行こうと思ったのですが、イマイチな天気で時間も押していたので、モチベーションが下がってしまい行きませんでした。
全然関係ないですが言の葉の庭もすきです。あとNHKのみんなのうたの「ハムスターのやつ」もDVDとか持ってましたね。
坂井の大ソテツ
ということで、次に向かうは坂井大ソテツ!あらかじめ調査していた坂井大ソテツがあるという場所に着いたのですが、いくら探してもみつからない。。見つからないのよフッフー。坂井神社の境内にあるはずなのですが、そもそも神社がなかった。グーグルマップがすべて悪いことにした。(事前調査が悪かっただけ)
千座の岩屋
木を取り直して、、じゃなくて気を取り直して千座の岩屋(ちくらのいわや)へ向かいます。このときすでに15時ぐらいだったような。本来の予定は干潮の昼ごろに千座の岩屋に着きたかったのですが仕方ないですね。ここで若干もよおしてきました。しかも大きいほう。しかしコンビニはない。。。千座の岩屋へ急ぎます。命からがら到着しトイレへ。海水浴場にもなっているので洗い場はもちろんトイレもありました。
干潮は12:13頃でしたが既に16時をまわっていました。
干潮を過ぎていたので、洞窟の中は水位が増してきておりましたが、深いところでもビブタイツをまくりあげれば何とか入れました。まぁビブなんで濡れても大したことないですが。でも、波がくるとちょっと怖いです。
種子島宇宙センター
岩屋をあとにして、次の目的地で種子島宇宙船センターに向かいます。JAXAジャクサァァ!(ここで伏線回収)それはそうと、田舎道はどうしてこうもトンボが多いのでしょうか。身体や顔によく突撃してきます。慣れました。あと死骸もそこらじゅうにありました。ナムナム。
屋久島ではダウンヒル中、顔面にセミのようなものが直撃したかと思えば、目の上にそのままとまって死ぬかと思いましたね。とっさに振り払いましたが、ダウンヒル中はめっちゃ危ない。
鉄砲伝来の地、門倉岬
そして鉄砲伝来の地、門倉岬(かどくら岬)へ。ここで同じポーズをして撮りたかったのですが、当時の私のiPhone5Sにはセルフタイマーがありませんでした。。残念。このあたりから暗くなってきていたので、道に気をつけながら宿を目指します。暗い種子島のアップダウン。日が沈むころには雨は止んでいました。
時折休憩しては空を眺めます。ほの暗い海沿いを走っていると、路面の片隅に黒い影が。視界にとらえた瞬間にフナムシがワサーってなります。コレ絶対何匹か踏んでるわ。。。そうこうして宿泊地のホテルへ戻ってきました。お風呂に入り、コインランドリーへ。そして食事。何食べたかいまいち記憶にないですが、同じ建物内にあったジョイフルです。種子島らしいものとはいったい。
5日目の走行データ
日にち:2015年8月14日
走行距離:166㎞
経過時間:10時間32分
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